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2015
11/27

通勤ラッシュの電車に乗るとつり革を掴むことすら至難の業。
特にドアのあたりに追い込まれると余ったつり革もなく、藁をもつかむ気持ちでドアの上部にはめ込まれたテレビモニターとのたった2ミリほどの段差にすがりつく。
この2ミリの溝の存在は大きい。
出産のとき、いきむのに掴むものがなくて電話線をひっかけるための両面テープで留められたフックを同じような気持ちで掴んだ記憶がよみがえった。
“2秒で恋に落ちる”などと、何かのコピーか歌詞で聞いたことがあるような気もするが、人のよりどころや心情は他者の本意とはかけ離れたところに存在する、機微のようなものかもしれないなぁと四面楚歌の電車内で思ったのでした。

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2015
11/20

近年クリスマスの効用期間に変化があるような気がする。
私たちが子供のころには馴染みがなかったハロウィンが一般化して夏がすぎるとまもなく街はオレンジ色になり、そしてそれが終わるや否やクリスマスムードがやってくる。
ちょっと昔はクリスマスイルミネーションは1か月ほど前からだった気がする。
それがハロウィン明けの月曜日から街にはクリスマスツリーが見られるようになった。賞味期間約2か月への格上げである。
うまいぐあいにイベントがあったもんだ。
そうはいっても日本人。
お正月があまりにクリスマス直後なことをちょっと残念にも思う。
せめてもう1週間くらい後ろにずれていたら、我が家でももう少しきちんとお正月の飾りつけをするのにな。

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2015
11/13

先日息子が、「図工で色画用紙が必要なんだ」と言ってきた。
あいにく家には白い画用紙しかなかったので絵具で好きな色を塗っていけ、と手渡した。
最初は刷毛で丁寧に塗っていたのだけど、気分がノッてきたのか気づけば手のひらで絵具を塗り始め、何枚かつくるうちに抽象画のような素敵な色画用紙が出来上がった。
最近は様々なものが100円ショップで手に入るので、「100円ショップで買えます」というコメント付きで学校からのお手紙でいろんな持ち物を要求される。わたしも100円なら、とついつい買って済ましてしまうことも多い。だけどいつでも買いに行けるわけでもないし、「なかったらどうする?」という頭は使わなくては鍛えられないと思う。
図工に限らず専用品に頼らないという考えは、新しくものを生み出すことに導いてくれるのかもしれません。

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