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毎日がお茶日和
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VOL.4 ほうじ茶で乾杯!

ほうじ茶イメージ

先日、隠れ家的なお店で母の古稀のお祝いをしました。春の陽気が気持ち良く、ちょうど桜が満開で、絶好のお祝い日和でした。
祖母の百寿のお祝いをしたのも、1年前のこの時期。祖母の家系は長寿のようで、母も百寿のお祝いができるよう健康で長生きしてほしいです。

お店の建物は風情があり、落ち着いた感じ。通された部屋は江戸時代に建てられたそうで、古きは足利時代のものもあるようです。歴史好きな父は興味津々に伝統工芸品などをじっくり見ていました。

鯛

アタシが次男のやんちゃ坊主が物を壊さないか、障子を破かないかひやひやしていると、案の定、次男は綺麗に並べられたお膳の回りをぐるぐると走り始めました。その様子を見た仲居さんは、すばやく部屋の隅に椅子を並べて簡易の遊び場を作ってくれました。次男はそこが気に入ったのか、比較的良い子で遊んでくれてひと安心。仲居さんもホッとした様子でした。

頂いたお料理はすべて女性の方だけで作られたもので、家庭的で繊細なお味で美味しかったです。母と男性達はお酒で乾杯。アタシと姉は車を運転するのでほうじ茶でしたが、お店の方の心遣いで、お祝いにふさわしい、ワイングラスのような陶器で乾杯しました。上品で香ばしいほうじ茶がお料理によく合います。締めは、ご飯の上に大きく立派な鯛の塩焼きを乗せた大皿が出てきて、本当に「おめで鯛」でした。

プロフィール

お食事が終わった後も温かいほうじ茶を飲みながら、家族の団欒を楽しみました。ご挨拶にいらした女将さんから「70歳に見えないくらい若々しく品がある」と褒めていただき、照れていた母。確かに母はよくそう言われますが、どうやら娘のアタシ達は似なかったようです・・・。

最後はお店のお庭に出て満開の桜の木の下で家族の記念写真をとり、和やかに母の古稀のお祝いができました♪