好きな植物を使って自分だけの苔玉(モスボール)を作ってみましょう。
自分で作れば可愛さも倍増。洒落た置き皿にのせて手作りプレゼントしても喜ばれそう。

四葉のクロバー
メキシコ産で四葉の方が多いクロバー

いろはもみじ
丸いタイプの苔玉、春の新芽と秋の紅葉がきれい
丹頂草
平たい石に付けた苔玉、春に白い可憐な花が咲く
草ぼけ
オレンジ色の丸い花が可愛い
5、6年はもつ
ぜんまい&管すげ
うぶ毛の渦巻きが春の野趣を感じさせる
耳型天南しょう
カラーのような花のあとにはオレンジ色の実をつける


盆栽アーティスト 安井義昌さん

フラワーデザインの先駆者、つちやむねよし氏に師事した後、独学で盆栽を学ぶ。
著名な芸術家達と一緒に個展を開くなど、幅広い分野で活躍中。


■ 苔玉の作り方


映像で詳しく解説します。
■ 材料
苗(映像で使っているものはスミレと高野ぼうき)
水苔、生苔、
土(赤玉土1:富士砂1:けと土1の割合で配合)
銅線(30号)、浅めの鉢皿、ハサミ、ピンセット

1.
苗の根をほぐし、土を落とす。
2.
悪くなっている茎や花をハサミで落とす。
3.
苗を浅めの鉢皿の上にのせ、銅線で鉢に固定する。
4.
その上に土を盛る。
5.
土が崩れないように、水で戻した水苔で表面を覆う。
6.
その上に生苔を平たくして貼り付ける。
7.
もう一度、鉢皿ごと銅線でぐるぐる巻きにする。
8.
3ヶ月もすると苔が生長し、銅線が隠れる。


★ 苔玉を長く楽しむコツ  回答:安井義昌さん

○普段の手入れ
表面の土や苔がカサカサしてきたら、鉢皿ごと水に浸すなどして、たっぷり水を与えてください。置き場所は屋外がベストですが、直射日光が当たらない窓際などでも大丈夫。雨が降った時は雨に当てるようにして下さい。

○苔玉に向いている苗
山野草だけでなく、観葉植物やハーブなども苔玉に出来ます。ただし、サボテンやハーブなどの乾燥を好む植物と一緒に寄せ植えする際には、注意が必要です。

○飾り方
自然の風情を鉢とともに鑑賞する苔玉や盆栽は、部屋の中に季節感を取り込める絶好のアイテムです。人の目線が行くところに飾ると、無機質な物が多い現代の部屋にホッとした安らぎを与えてくれます。





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