グレード |
等級・格付けの方法は、生産国によってさまざまで、各国が独自の規準を設けて行っているのが現状です。 (赤い文字は当社で使用しているコーヒー豆です) |
グァテマラ・コスタリカでは、収穫山地の標高で格付けされています。 |
生 産 国 | 呼 称 | 区 別 |
グァテマラ | SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン) | 4,500〜5,000フィートの山で収穫 |
HB(ハード・ビーン) | 4,000〜4,500フィートの山で収穫 | |
SH(セミ・ハード・ビーン) | 3,500〜4,000フィートの山で収穫 | |
GH(グッド・ウォッシュド) | 2,000フィート以下の山で収穫 | |
コスタリカ | SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン) | 3,900〜5,400フィートの山で収穫 |
GHB(グッド・ハード・ビーン) | 3,300〜3,900フィートの山で収穫 | |
HB(ハード・ビーン) | 2,600〜3,300フィートの山で収穫 | |
LGA(ロウ・グロン・アトランティック) | 500〜2,000フィートの山で収穫 |
タンザニア・ケニア・コロンビアでは、豆の大きさで格付けされています。 |
生 産 国 | 呼 称 | 区 別 |
タンザニア | AA | スクリーン18以上 |
A | スクリーン17〜19 | |
B | スクリーン15.5以上 | |
C | スクリーン14〜16 | |
ケ ニ ア | AA | スクリーン17〜18 |
AB | スクリーン15〜16 | |
C | スクリーン15〜16以下のもの | |
コロンビア | スプレモ | スクリーン17〜18 |
エキセルソ(EX) | スクリーン15〜17=輸出用 |
ブラジルでは欠点数で格付けされています。欠点数とは生豆300g中、混入物を種類と個数で点数に換算しています。(ブラジルでは、コーヒー豆は農産物だから欠点はある、という考えなので格付けにNo.1はありません。No.2が最も良いもので、ブルックスではこれを使用しています) |
生 産 国 | 呼 称 | 区 別 |
ブラジル | No.2 | 欠点数4 |
No.3 | 欠点数12 | |
No.4〜No.8 | 欠点数26〜欠点数360 |
焙煎 |
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浅煎り | 中煎り | 深煎り |
焙煎の技術 焙煎は生豆の特徴をよく知って、生豆をよく選び個性に応じた焙り方が求められます。熟達した焙煎技術があってこそ、コーヒー豆の上品な甘みを溶かし込んだ良質の苦みと輝きに、充実した味わいが得られます。 一般に、煎りが浅いほど酸味が強く、香りが良いです。そして、深く煎り上げていくにつれて、酸味が失われ、苦味が進行していきます。深煎りになると、香りは少なくなりますが、飲んだ時に、香ばしさがでてくるようになります。 問題は、どの段階で焙煎をストップすれば、その豆の持ち味が最も引き出せるかということです。最高級の豆も、焙煎をまちがえると台無しになります。(ブルックスでは一級品の生豆を高精度なロースターで煎り上げます。コーヒーの個性に応じたコクと味わいを引き出す重要な工程です。ブルックスのレギュラーコーヒーは、生産国別にSHB・EX・AA等とランク付けされた一級品の生豆に、1℃単位、1秒単位でコントロールできる最新鋭のロースター(焙煎機)で丁寧に味作りをしています。) |