2003.12.2 日経MJ(日経流通新聞)記事より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アマゾン、断トツ首位 コーヒー直販のブルックス6位 |
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ネット通販では一般的に「楽天市場」や「ヤフー!ショッピング」など様々な店鋪を集めた仮想商店街が人気だが、個別店鋪の人気を探るため、そうしたサイトを除いて調査した。 アマゾンの強みは独自のマーケティング手法。売れ筋ランキングを一時間ごとに更新したり、個人の購買履歴に応じて商品紹介するなど、きめ細かいサービスが売りだ。 過去一年間での同サイトの商品を購入した人は約二百万人。一年前にくらべて倍増した。 延べ床面積約一千七百平方メートルの自社物流センターを生かした配送システムも構築、 最短二十四時間で商品を届ける。「人気の品が早く確実に手に入る」(三十代男性)。 ジャスパー・チャン社長は「利用者の要望を可能な限り吸い上げる姿勢が評価された」と語る。 セシールやニッセン、ベルメゾンはカタログ通販会社として築き上げた歴史が強み。 購入の決め手としてカタログ通販を何度か使ったことによる愛着を挙げる人が多い。 実店鋪を展開している安心感からヨドバシ・ドット・コム、ユニクロも人気。 回答客の多くが、「企業の信頼性が高く、値段が安い」(四十代男性)と評価している。 「店鋪とポイントを共有できる」(二十代男性)など、実店鋪と併用する利点を挙げる人も。 知名度の高い企業が上位に名を連ねる中、異彩を放つのが、六位に食い込んだコーヒーの直販サイトのブルックス(横浜市)。自社で工場と物流センターを持つことで中間コストを削減。 ドリップバッグ式のコーヒー「一杯十九円」の低価格が受けている。 大手スーパーの独自商品と比べて半額程度の安さだ。 テレビCMなど宣伝も積極的で、ヤフーと楽天にも出店するなど露出を高める工夫をしている。 利用者からは味についての評価も高く、「安くておいしい」との声が複数あった。 |
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